テスト終了。長いようで短かったです。ま、後は野となれ山となれ、ですな。
学友達と久々に雑談。何だかんだでやはりクエンティン・タランティーノはスゲエなぁと言うのが私達の論。「パルプ・フィクション」も「レザボア・ドッグス」も確かにツボだったし、来月公開の「イングロリアス・バスターズ」も金があったら見に行くつもりですが。
で、ついでに「見るべき名作映画」を何本か薦められる。「トレイン・スポッティング」とか「カッコーの巣の上で」とか色々…洋画多いなと思う中で一本だけ「リリィ・シュシュのすべて」という邦画を薦められる。まぁ薦めた奴曰く「ハッキリ言ってカルト映画」とのこと。そこは芸術映画というべきじゃないの?と思いつつも帰りに地元のTSUTAYAで見てみる…見事に借りられてました。じゃあまた今度、ということで、別の映画を100円レンタル。
今日借りてきたのは「ブレードランナー ファイナルカット版(以下ブレラン)」と「グッドフェローズ(以下フェローズ)」の2本。たまたま手元に200円あったので、いい機会だと思って借りました。
「ブレラン」は別に薦められていなかったんですが、薦められた映画だけ見るというのを私のヘンな反骨精神が許さなかったし、前々から見たいなと思っていたのでレンタル。「フェローズ」は薦められていた作品。あいつらオススメの映画って結構犯罪映画多かったな…と思いつつ、「ブレラン」に合わせてチョイス。「ブレラン」は二枚組で「何だ『ゴッドファーザー(Ⅱまで見ました)』と同じ二枚構成かよ面倒くせぇなあ」と思っていたら、オリジナル版、インターナショナル版、ディレクターズカット版、ファイナルカット版の全バージョンを網羅。これだけ用意されたら全バージョン見るしかないな、と期待。休日使って全部見ますかね。
これを見終わったら今度は「カッコーの巣の上で」と「リリィ・シュシュのすべて」見ようかなと思っているんですが、クレージーキャッツの映画とか日活アクションも見たいな~。どちらかというと古き良き時代の日本映画に魅力を感じてしまう私って一体…。
さて、前フリが異常に長くなってしまいましたが、ここからが本番です。前回言ったとおり、今回もフィギュアレビュー。今回ご紹介するのは、オーストラリアの地に降り立った銀色の巨人。新規造形で甦ったその勇姿…地球は君を待っていた!「ウルトラヒーローシリーズ⑭ウルトラマングレート」!

パッケージ。前回のパワードと大差無いです。裏面にはデータが記載されており、カードも付属していません。
「グレート」は、製作された年は「パワード」より早い1989年ですが、TBSで放映されたのはパワードの後でした。パワードとグレートは、その後登場するティガ以上に思い入れの強いウルトラマンです。今でもこの2人は大好き。
今度の映画で、2人とも出演するという話を聞き、今から既に期待しているのですが…夏の「ディケイド」でZOやJの扱いに肩透かしを喰らったので、少々、警戒はしています。まあ乗りに乗っている(そうでも無いか)円谷のことですし、そんなことは無いとは思いたいですが。


正面と背面。講談社の「新・ウルトラマン大全集」と、バンダイの「マスコレウルトラマン 光の巨人コレクション」の小雑誌によると、デザインを手がけたのは、当時円谷プロダクション企画室に在籍していた吉田等氏。デザインと言っても、初代ウルトラマン直系のデザインなので、リファインに近いですね。ちなみに怪獣のデザインを手がけた方は吉田穣というそうで、どっちがどっちか分からなくなります。
パワード同様、従来のウルトラマンとスーツの素材が違うことが、映像を見ていて分かるのですが、「新・大全集」にも詳しい記述はありません。しかし、製作に関わった鈴木清氏と故・高野宏一氏の対談が記載されており、それによると「スーツではなく役者の方に肉襦袢(スポンジといった詰め物の総称…のハズ)を付けている」とのこと。ちなみに、スーツアクターを担当していた方は2人いたらしく、両者共に極心空手の有段者だったそうです。映像を見てみると、確かに空手の型のような動きが目立ちます。


頭部側面とカラータイマーのアップ。初代マンそっくりなグレートですが、彼だと分かる特徴的な部分がちゃんとあります。それが、この「G」をひっくり返したようにも見える耳と、変身ペンダントであるデルタプラズマーと同じ形状のカラータイマー。カラータイマーが紫っぽい色なのに違和感を覚える方もいるようですが、劇中でも割とこんな色だった印象があるので、私的にはこれでおk。
「新・大全集」によると、グレートのマスクは前後分割のセパレートタイプだったそうです。後頭部の赤がいい色してると思います。こうして横から見ると、初代マンよりも顔のラインが丸いですね。ちなみに「マスコレ」の小雑誌によれば、当初は眼にクリアパーツを使っていたのですが、演技者にフィットせず、大幅に改修されたそうです。

旧版との比較。パワードとは逆に、背丈が縮んでおります。こうして見ると、全体的な均整こそとれていないものの、旧版もスマートな感じを何とか表現しようとしていたのが分かりますね。
ガッチリした体格だったパワードに対して、グレートはかなりスラッとした体型をしていました。スーツの素材もあるのでしょう。
余談ですが、ウィキペディアによると、アトラクション用に造られたグレートのスーツは後に「ティガ」に登場する異星人、イルドに改造されてしまったそうです。確かに、言われて見るとそんな気がしてきました。アイツも結構スマートな体格してたもんなぁ…イルド。

第1話「銀色の巨人」に登場した、双脳地獣ブローズと一枚。本編では、グレートが登場する際にはよくこんな感じのカットが使われていました。画像右下に写っているのは、前回も使用した「ウルトラシティシリーズ」のビル。今回は上下に重ねてあります。このビル、なかなか面白いつくりになっていて、上下だけでなく、前後や左右にも組み合わせることが可能です。ただ、安全面を考慮してか、レゴブロックのようにピッタリとくっつきはしません。
ちなみにこのブローズ。劇中では「変種のオタマジャクシだ」と言われ、「新・大全集」にも「地球の両生類がゴーデス細胞に寄生されたもの」と解説されています。まぁ確かにそんな気はしますが…う~ん、オタマジャクシ?ちなみに「新・大全集」には吉田穣氏のデザイン画が記載されており、「イメージはアザラシですね。それが尻尾をキュッと上げたところに顔がある。そういうユニークさを、狙ってますね。」というコメントも添えられています。何でアザラシをオタマジャクシに変えたかなぁ…場所が場所(まぁ確かにオーストラリアにアザラシはいそうにないなぁ)だから?

初代とその直系2人。こうして見ると、グレートとパワードは「異星人」という印象を受けますが、やはり初代マンは「仏様」のように感じます。そこはやはり、除き穴が関係しているのでしょうか。
子供の頃から、どうしても除き穴の方を「ウルトラマンの目」と思ってしまいがちで、除き穴が邪魔でしょうがなかったです(セブンは逆に違和感なくハマっていると思いますが)。しかし、除き穴の目立たないウルトラマンが多くなった今、見ると、これこそが初代マンを初代マンたらしめているものなのではないかと思えてきます。が、初代マンを描いた成田亨氏は、無駄な装飾を嫌っていたらしく、氏の絵や彫刻の初代マンには、除き穴とカラータイマーがありませんでした。
以上、レビューでした。久々にいい物買ったと思います。今度はダイナストロングタイプでも買おうかな。
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